低賃金と言われる介護業界…
そんなことないって言いたいけど否定はできない。

せめてもう5万はほしい
転職して給料増やしたい
しんどい思いして働いてるのに給料が安いとかマジで腹立ちますよね?
資格取っても、夜勤増やしても手取り20万円もないとか悲惨すぎます。
夜勤回数を増やしても周りに比べて給料が安いのは職場のせいかもしれません。
だとしたら、今の職場で頑張り続けても無駄かも…
それを解決するには転職しかないですね。
この記事では、介護職が転職して給料を上げる方法を解説します。
この記事の内容
- 介護職が転職で給料を増やすコツ
- 転職前にやるべきこと
この記事を書いているボクについて
今の職場で辞めずに頑張ってるのになかなか給料が上がらないって人向けの内容になってます。
介護職が転職で給料を増やすコツ
介護職が転職で給料を増やすには求人を見て今より給料いい職場に転職するだけです。
これがセオリーなんだけど、見ておきたいのが下記の3つ。
- 基本給
- 各種手当
- 職場の形態
ざっくりこの3つです。1つずつ解説します。
基本給は最初に確認しよう
これは言わずともわかることですが、社会人が働くうえで一番気にするところかも。
月額にももちろん影響あるんだけど、ボーナスは基本給から計算されるので。当然年収が変わってきますよね?
ボクなら毎月の手取り額が同じ場合、基本給の高いほうを選びますね。
ボーナス年間4.0か月分の場合
- 基本給18万円:ボーナスは72万円
- 基本給20万円:ボーナスは80万円
上記の例だと年間8万円の差が出ます。毎月2万円の差が出るので年間24万円の差です。年間トータルで32万円も差が広がるってことです。
5年で160万円も差がつくので2万円の差はめっちゃやばい。
基本給はほぼ下がることはない
基本給はよほどのことがない限り下がることはありません。
なぜかというと、基本給があなたの同意なく基本給を下げることは違法になるからです。
法律上、会社側があなたの同意なく勝手に就業規則や労働条件を変えることはできません。
※参考:労働契約法第9条
なので、変動の少ない基本給を基準に考えるのがセオリーです。
各種手当を細かく確認しておく
ボーナス、資格手当、夜勤手当、休日出勤手当など…。
介護職ってむしろこの手当でめっちゃ大きく稼ぐ人も多い印象です。
例えば夜勤手当。これ職場によってめちゃくちゃバラつきあるんですよね。
ボクが今まで働いた職場だけでも6000円から12000円の振り幅がありました。
- 6000円×5回=30000円
- 12000円×5回=60000円
上記の例だと月に3万円も差が出ます。ということは年間で36万円も差が出ますね。
手当の積み重ねはマジで大きいのでここを確認しないのはもったいないので必ず確認をしましょう。
夜勤手当の高いところを狙うってのはおすすめというか、必須ですね。
時間単価で考えてみる

こんな感じで喜んでけど実は時給換算すると転職前のほうがよかったってパターンもあります。
例えば、前の職場ではサービス残業なしで有給休暇も月1~2日取得できていたけど、新しい職場では毎日1時間サービス残業しているとか、有休が年に5日しか取れないとかいうことになると多分時給下がってますよ。
それでもいいって人は止めませんが、ボクはそれってめっちゃ損だなぁって思います。
職場の形態を確認する
実は働く職場の施設形態の違いでも給料は変わってきます。
一番わかりやすいのは通所と入所の違いで、夜勤があるかないかで全然変わりますからね。

こんな話もよく聞きます。
運営状況や法人規模にもよって変わってきますが特養はグループホームなんかと比べると規模が大きい事業所も多いですよね。
下記の表を見るとわかると思います。
上記の表を見て給料のいい順に並べてみるとこんな感じ。
- 特養(老人福祉施設)
- 老健
- 訪問介護
- 療養型医療施設
- グループホーム
- デイサービス
施設形態にこだわりがなければ上記を参考にするといいかもです。
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給料の高い職場に転職するにはいろいろ細かいところを確認しておかないとです。
自分だけでたくさんの職場をリサーチするのってめっちゃ大変。
だからと言って面接のときに全部確認するのも難しいですよね?
かいご畑の人材コーディネーターさんは全員が介護資格を持っています。
- 介護事情に詳しい
- 介護職の視点でアドバイスがもらえる
- 給料や待遇について代わりに交渉してくれる
ちょっと相談してみるだけであなたの労力がぐっと減ります。
まずは簡単な相談からしてみましょう。
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転職前にやるべきこと
転職する前にやるべきことは介護福祉士を取ることです。

こんな感じで勢いだけで転職するのはやめてください。
あなたは介護福祉士を持ってますか?
転職して給料を上げるなら転職前に介護福祉士を取っておきましょう。
理由は下記の2つ。
- 転職に有利になる
- 今の職場のほうがアップする可能性がある
これらを順に解説します。
転職に有利になる
まず介護福祉士は唯一の国家資格です。知識・技術の担保になるので採用する側も積極的に採用してくれます。
資格があればOKってわけじゃないけど、無資格より有資格者のほうが印象良いのは確かです。
知識・技術を持った人材が欲しいのは当然だし、介護職員処遇改善加算や特定処遇改善加算など介護福祉士が在籍することで事業所に加算がつくので、事業所にとっても都合がいいので当然採用されやすくなります。
介護福祉士じゃないと正職員を採用しないってところもあるので、選べる職場の幅も広がります。
今の職場のほうがアップする可能性がある
これ資格持ってない人が一番気をつけてほしいところです。

こんな人がたまにいるんですけど、実は職場を変えなかったほうが給料がよかったってことが実際にあります。
下記の表を見てもらえばわかるように介護福祉士と無資格者じゃ月額給与が全然違いますからね。
施設形態 | 平均月額給与(介護福祉士保有) |
介護老人福祉施設 | 342,230円 |
介護老人保健施設 | 326,540円 |
介護療養型医療施設 | 297,150円 |
訪問介護事業所 | 301,480円 |
通所介護事業所 | 277,010円 |
認知症対応型共同生活介護 | 291,500円 |
転職の理由が他にあるなら全然いいんだけど、給料アップのために転職するなら絶対に比較してから動きましょう。
資格を取って給料アップして実際に頭打ちしてから転職したほうが、転職先も絞りやすくなるし失敗するリスクも激減しますからね。
特に介護業界はキャリアアップしやすいので新たに役職手当も付いて給料アップってこともわりと簡単です。
資格取得やキャリアアップも含めて、まずは今の職場でどれくらい給料を上げることができるのかを確認しておきましょう。
下記の記事で資格で実績を作って給料を上げる方法を解説しているので、みんなと同じことしかしてないなぁって人は特に下記の記事を読んでみてください。
まとめ
最後にまとめます。
この記事のまとめ
- 介護職が転職で給料を増やすコツ
- 基本給は最初に確認しよう
- 各種手当を細かく確認しておく
- 職場の形態を確認する
- 転職前にやるべきことは介護福祉士を取ること
転職で給料を増やそうと思ったら細かいところまでめっちゃ確認しておかないといけません。
働きながらたくさんの情報を探すのはわりと大変なので転職サイトを使って探すのがおすすめです。スマホ一つで見れますからね。
介護に強いおすすめの転職サイト3選【失敗しない転職のコツも解説】でおすすめの転職サイトと、転職を成功させるためのコツも解説してるのでよかったらどうぞ。
給料上げるのにこんなに悩まなくて済むように安すぎる介護報酬をあげようぜー!頼むよ、財務省!
おわり。
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