
- メモの取り方がわからない
- そもそも何をメモしたらいいかわからない
- メモはするけど無駄になってるかも
メモを取るにも上記のような悩みって出てきますよね?つい適当にメモしちゃいがちだけど、メモで仕事が劇的に変わります。
なので、今回は仕事ができる介護士になるためのメモの取り方を写真付きでを解説します。
汚い字アレルギーの人は我慢して薄目で読んでください。
この記事の内容
- 仕事ができる介護士のメモの取り方
- メモを無駄にしない活用術
なかなか仕事が覚えられなくて悩んでる、意見を求められても考えがまとまらないってことありませんか?
これってそもそもメモを取ってなかったり、メモの取り方が原因だったりするの知ってましたか?
この記事を書いてるボクについて
メモの取り方を工夫することで「覚えられない」「考えがまとまらない」が激減しました。
この記事の内容はメモの取り方がわからない人や、上手く活用できない人に参考になるかと。
仕事ができる介護士のメモの取り方
仕事ができる介護士はメモを備忘録としても使いますがそれだけで終わらせません。
人から聞いたことや起こった事実をメモすることが多いと思うんだけど、仕事ができる介護士はここからアクションにつなげていきます。
それを踏まえてポイントを3つを押えていけばOKです。
仕事ができる介護士のメモの取り方
- 日付とタイトルをつける
- 見出しや区切りでまとまりをつける
- 事実と自分の考えを書く
いろんなメモ術やノート術の本を読んだけど行きついたのがこの方法。1つずつ解説していきます。
日付とタイトルをつける
どんなメモを取るときにも日付とタイトルは必ず入れましょう。
理由は後から検索がめちゃくちゃ楽だから。
具体的には下の画像。

こんなことありませんか?
どこに書いたかわからなくなるのを防ぐのに日付とタイトルとつけて検索性を上げましょう。
タイトルをつけておくと後でそこから抜き出してまとめるときにぱっと見で大体の内容がわかるので地味に便利です。
補足:1タイトル1ページ
どんな内容のメモでも余白を作りながら1ページで使うのがおすすめ。
これも検索性を上げるためで、内容がページごとに区切られてるだけで見返すのが楽になるからです。
めっちゃ余白があったとしても、次のアクションでメモする時には次のページを使います。
1ページにいろんな情報があると、結局見つからず「もういいや」ってなるので1ページを贅沢に使いましょう。
見出しや区切りでまとまりをつける
忙しい業務の中でメモを取るときは、単語やキーワードで書いていくと効率いいんですけど、ただ羅列するだけじゃ後で何のことかわからなかったり他の方法と混じったりするので、見出しや枠で区切るとかするとめっちゃ見やすくなります。
具体例:業務の流れを教えてもらう
業務中のメモはコミュニケーション取りながらだし丁寧にまとめながらメモを取るのは難しいです。
でも文字だけがずらっと並ぶより、ポイントごとにまとまってるだけでも断然見やすいので見出しや区切りは必須です。
下記の写真はボクが4年前に今の職場に入って初めての早出勤務の時のメモの一部です。
ちなみにボクは見た事実や聞いたことは黒、時間をが空いた時に気づきなどを赤で書いてます。これは今も変わりません。
事実と自分の考えを書く
これはめっちゃ大事です。例えばTo Doリスト。
リスト通りに実行したとして、終わったことを消していくだけで終わるのはもったいないです。
なぜかというと、せっかくアクションを起こしたのに気づきや考えを残してないから。
記載の内容
- 感想
- 疑問点
- 改善点
こういった気づきをメモしとくだけでOK。
ボクはひどい時には「だるかった」とか書いてますからね。
けど、ここから「なぜだるいのか?」「どうすればだるくないのか?」って深掘りしていくと意外な発見があったりします。
なので、実際にアクション起こしたらその時に疑問に思ったことや感想でもいいので、メモっておくことが大事です。
メモを無駄にしない活用術
せっかくとったメモも後で見返したりしなければただの紙くず。
メモをただの備忘録で終わらせるのももったいないのでメモを無駄にしない活用術を身につけましょう。
メモの本質はここにあると思ってます。
メモの重要性や役割、得られる効果など本質を詳しく知るには下記の記事をどうぞ。
仕事の内容ならマニュアル化
新人さんなら業務の流れや注意点、ベテラン職員でも新しい利用者さんが来たり新しい仕事をするときにメモが必要になります。
そこから必要な内容を抜き出しながら、それをマニュアル化してみましょう。仕事を覚えることはもちろん、業務やケアの質を高めるのにめっちゃ近道になります。
ぶっちゃけこれをやらない人は仕事を覚えるのも遅くなりますよ。ちゃんと教えてもらってないって嘆く人は、実はメモを取ってない、見返してないという人多いです。
自分の脳だけに頼るなんて無謀なことはやめましょ。せっかく仕事内容をメモったならマニュアル化までしちゃいましょう。
自分用のマニュアルは共有しよう
以下のようなツイートをしました。
転職や異動でまた1から覚える時ってメモするよね?
頑張る人ってそれを自分でまとめて自分用マニュアル作ってるんだよねこれを共有する人少ないけどボクはどんどん共有するべきだと思う
些細な違いを擦り合わせたりできるし間違った方向に進むことが激減するし業務改善しやすい
これマジで効果ある
— ももとら@介護主任 (@momotora1173) November 17, 2020
頑張る人ってそれを自分でまとめて自分用マニュアル作ってるんだよね
これを共有する人少ないけどボクはどんどん共有するべきだと思う
些細な違いを擦り合わせたりできるし間違った方向に進むことが激減するし業務改善しやすい
これマジで効果ある
ボクの経験上これやってる職員さんはあまりいなかったです。みんなで共有しようって言ってもやっぱり嫌がられるんですよね。
理由は「違ってたら嫌だから」
ん?これまずくないっスか?
だって、もしみんなの自分用マニュアルが違ってたらみんなマイルールでバラバラにやってるってことですよね?
これが職場がバラバラになる原因の一つ。これを少しでも共有できてたらズレを修正していけるのに。
職員教育もめっちゃ楽になるので、自分用マニュアルと言わずどんどん共有していきましょう。
アイディアならTO DOリスト化
これは時間かかって面倒なんだけどマジで強力なので試す価値ありです。
To Doリスト化の流れ
- 事実を書く
- 自分の考えを書く
- 実際試すことを書く
ざっくりこんな感じだけどわかりにくいので写真を。
ただのタスク終了時に気付きを書いてたので、そこから次のアクションが見えました。なので、そのままTo doリストに入れたらいいだけです。
別の具体例を以下で解説します。
具体例:申し送りのメモから
これを事実の記載だけで終わらせず何か気付きを添えましょう。
例えば「帰る」って言い出すのはいつも17時なんだろうか?って疑問を持てばそれをメモすればOKです。
これで自然に17時頃の様子を気にするアクションにつながりますよね?
こんな感じで気づきから自分の次のアクションが見えたらやるべきこととしてTo Doリストに入れちゃえばOKです。17時頃の様子をメモすればまた新たな気付きが見えて次のアクションにもつながります。
- 気づき:帰宅願望の対応方法がわからない
アクション:認知症について勉強する - 気づき:対応する時間がない
アクション:業務改善を提案してみる
他にはこんな感じでアクション起こすのもいいかもです。
こうやって事実と気付きを添えるだけで自分のやるべきことが見えてきます。
これは頭の中だけで整理して段階的に進めていくのは難しいかと。
「事実→気づき→アクション」を実践する方法は「メモの魔力」って本に詳しく書かれてます。本の内容やボクの活用法を【要約】メモの魔力は介護士にも有益過ぎた【メモの取り方を学ぶ】で解説してるのでよかったらどうぞ。
まとめ
最後にまとめです。
この記事のまとめ
- メモの取りからのポイント3つ
- 日付とタイトルをつける
- 見出しや区切りでまとまりをつける
- 事実と自分の考えを書く
- メモを無駄にしない活用術
- 仕事の内容ならマニュアル化
- アイディアならTO DOリスト化
こんな感じで解説してきたけどメモを備忘録だけで終わらせるのはもったいないです。
メモを取るから偉いとか、メモを取らないからダメだとかも思わないけど、ボク自身はめちゃくちゃ効果を得られてるのでシェアしときました。
ボクの字の汚さはシェアしないでください。ほんとはもうちょっとだけきれいに書けます。
(ユーキャンのボールペン字講座受講しようかしら…)
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