【要約】メモの魔力は介護士にも有益過ぎた【メモの取り方を学ぶ】

  • メモの魔力ってどんな内容?
  • 介護士でも活用できる?
  • 効果的なメモの取り方を知りたい

介護の仕事っていろんなことをメモする場面がありますよね?
ボクも例外じゃなくとにかく何でもメモします・・・汚い字で(笑)

あれ?あのメモどこに書いたっけ?

このメモ何のために書いたんだっけ?

こんな感じでメモを無駄にしてきました。そんな自分を変えたくて手に取ったのが「メモの魔術」です。これを読んで自分なりに取り入れることでかなり生産性が上がりました。

なので、今回は「メモの魔術」の要約と介護士におすすめのメモの取り方を実例付きで解説します。

この記事でわかること

  • メモの魔力の内容
  • メモの取り方
  • メモを継続するコツ

この記事を書いているボクについて

現在介護主任をしています。他職種、上司・部下、入居者からたくさんの声をもらいます。

とにかくメモをとってそれを仕事に活かしていかないといけません。

実際に「メモの魔力」読んで行動を変えることで、自分にも職場にも変化が出たのでシェアしたいと思います。

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こんな介護士はメモの魔力を読んでみよう


「メモの魔力」はSHOWROOM代表の前田祐二さんが2018年12月25日に書かれた本です。
普段嫌でもメモを取る機会の多い介護職員にとってはめちゃくちゃ興味深い内容になってます。

上手くメモが取れない介護士さんやメモで何か成果を出したいって思ってる介護士さんにおすすめです。

この本を読んで実践していくと「ちょっと成長したかも」とか「なんか最近職場がよくなってきた?」って実感するはずです。
メモの取り方一つでこんなにも変わることにボク自身びっくりしました。

メモの魔力はこんな本

「メモの魔力」の情報は以下で。

著者のプロフィール

著者はSHOWROOM代表の前田祐二さん。編集が「死ぬこと以外かすり傷」で有名な箕輪厚介さんです。
プロフィール

  • 前田裕二:1987年6月23日生まれ
  • 早稲田大学政治経済学部卒業
  • SHOWROOM株式会社・代表取締役社長
  • 作家活動、テレビコメンテーター、講演会と幅広く活動中
  • 石原さとみの元彼

「メモの魔力」から学べること

メモから新しいアイディアを生み出したり、自己分析できるようになったり、ものごとの本質は何かを考えるようになったりできます。

「自分の価値観」「自分のとるべき行動」を見つけるための具体的な方法が書かれています。

メモの魔力は介護士にも有益です

社長さんのメモの取り方だし介護士には向かないんじゃ?

大丈夫です。ちょっと難しい言葉は出てくるけど、普段あなたが頭で考えてることと大きく違いはありません。それをメモして思考を整理しやすくするだけです。

目に見えるようになることで、やるべきこともはっきり見えてくるので行動に移しやすくなりますよ。

メモは記録じゃなく思考

メモを取る目的=本質的なことに時間を割くため

あったことを書くだけじゃなくそこから何をするのかを考えることが大事ってことです。例えば、会議の出席者や内容、決まったことを書くだけじゃ何も考えてませんよね?

上記でメモしたことを他でどう使うか考え実践可能な状態にすることに意味があります。

なぜかというと、メモをして考えることで自分の思考や価値観を深掘りできるからです。ここまでできて本質的な思考ができたということです。

メモの取り方は3STEP

メモの取り方は「ファクト・抽象化・転用」の3STEPです。

  1. ファクト:起こったこと、感じたことなど具体的な事実
  2. 抽象化:具体的な事実から本質を見抜き概念や法則を導き出す
  3. 転用:抽象化したことを実践できる状態にする

上記の3STEPをノート見開き1ページを使って書き出します。

1.ファクト

何かが起こって自分の心に残ったことはそのまま記録しましょう。

この「事実」は「何かを感じたその瞬間にしか書けません。なので、ひたすらメモすることに徹しましょう。

ボクがよく書くこと
  • 業務がとにかく忙しい
  • 職員が元気がない
  • 困難事例(帰宅願望)が発生した時

とにかく気づいたときにメモに残します。

2.抽象化

言葉は難しいけど「抽象化」とは、ファクトで見える目の前の事実が他のことにも応用できないか考え気づくことです。

  • 何が起こっているのか一言で表現(WHAT)
  • どんなことが起こっているのか?(HOW)
  • なんでこの事実が起こったのか?(WHY)

上記の3つの型で抽象化して他の事例でも活用できるような法則を見つけたり概念を導き出します。ここは思考をしなければ導き出すことができないので、しっかり時間をかけて考えてOKです。

ポイントは各事象の共通点を見つけることです。

具体例:彼女に内緒で合コンに行く

彼女に内緒で合コンに行くとき男子は必ず抽象化します。

飲み会行ってくるね

「合コン」という具体的な言葉から他の状況にも汎用できる「飲み会」という言葉を使った抽象化です。みんなで「みんなでお酒を飲みながら楽しむ」ってところに共通点がありますよね?

こんな感じで、一つの言葉(事実)から他のこと(言葉)にも置き換えれないか考えることが抽象化です。

3.転用

抽象化したことをもとにして自分のアクションにつなげます。これが転用。

抽象化で終わってしまえば、分析だけしたただの評論家です。自分が考えたことを実際に行動に移さないと何も変わりません。介護現場の評論家ほど嫌われるものはありません。

なのでどんな行動をすればいいのか書き出しましょう。それが転用です。

すぐにアクションを起こせるくらいまで細かく書き出せたらOKです。

行動に移すためにやること

ボクの例なんだけど、転用する時はTo Doリストにします。

仕事中にやることなら持ち歩いてるメモ帳に、それ以外のことならiPhoneのメモアプリにって感じです。

やるべきことが常に目に見えるようにしておくことって大事かと。

具体例:マニュアル見直し

下記で実際にボクの職場の3STEPを紹介します。

ファクトを書き出す

  • 業務がとにかく忙しい
  • 職員が元気がない
  • 困難事例(帰宅願望)が発生した時

抽象化する

  1. WHAT
    • 業務が回らない→激務
    • 職員が元気がない→意欲低下
    • 困難事例が発生したとき→改善点
  2. HOW
    • 業務が忙しい→動きまくってるのに時間内に業務が終わらない
    • 職員が元気がない→笑顔も少ないし、ばたばたするだけで仕事が楽しくなさそう
    • 困難事例が発生したとき→帰宅願望が強い人が落ち着かない
  3. WHY
    • 業務が回らない→人員不足
    • 職員が元気がない→やりたい介護ができていない、人間関係の悪化
    • 困難事例が発生したとき→ベストな対応ができる時間がない

3つの事象で結びつくのが「圧倒的に時間が足りてない」ってこと。

もしかしてマニュアルが現状の環境にあってないんじゃない?

この共通点が見つかれば後はどんなアクションを起こせばいいか考えるだけです。それが次の「転用」につながります。

転用する

「マニュアルの見直し」

現状の環境にあったマニュアルに作り直せば問題も改善されるはずなので、あとはマニュアルを修正していけばいいだけです。

この「ファクト」を「抽象化」して「転用」する3STEPで一気に3つの課題が解決できることになります。

上手なメモのコツ

上記でメモの取り方を解説したので、メモを無駄なものにしないためのコツを解説します。

メモを無駄にしないコツ

  • 自分なりに型を作る
  • その場で完成させることを諦める

以下で掘り下げます。

自分なりに型を作る

自分でフレームを作っておくのがおすすめ。

理由はメモを取るときもさらさら書けるし何より見返すときにめちゃくちゃわかりやすいから。

ボクのフレーム

  • 日付とタイトルをつける
  • 見出しや区切りでまとまりをつける
  • 事実と自分の考えを書く

日付やタイトルでで検索性を向上させて、見出しや区切りで情報を整理しておくことで後から情報を抜き出しやすくなります。

事実と自分の考えをセットで書いておくと抽象化する時に方向性がわかりやすくなります。

こんな感じで自分の使いやすいように工夫することでメモが無駄になることが減るってことです。

具体的なメモの取り方については下記の記事が参考になるかも。よかったらどうぞ。

その場で完成させることを諦める

「ファクト」「抽象化」「転用」を一気にすべて完成させるのはあきらめましょう。
先述したけど、業務中に書くのは「ファクト」+感想、意見のみでOKです。

なぜって?忙しすぎて「抽象化」や「転用」まではほぼ無理ッス。
てか、全部やろうものなら時間かかって周りの職員から殺気に満ちた熱い視線が送られるのは間違いないです。

なので、「抽象化」や「転用」はお家に帰ってからの宿題です。

失敗例:抽象化をサボる

ボク失敗談を少しお話しときます。

最初に「メモの魔術」を読んですぐに実践しようと意気込んでたんだけど、やっぱり「転用」まで完成させるってのがめちゃくちゃハードル高かったです。

何度も言うけどとにかく時間が足りない。

なので、ボク試したのが「抽象化」と省略して一気に「転用」しちゃうって方法。
ちゃんと考えないと「転用」できないので頭の中では「抽象化」してるんです。

これで効果出たこともあったので完全に悪いってわけじゃないけど、何でそんなアクションに至ったのか後から見直すことができません。

自分の思考なのでも一週間後には変わっちゃうこともあるし1年後ならなおさらです。
いつまでも自分が同じ思考、感性でいると思ったら大間違い。

なので、時間がかかっても「抽象化」もちゃんと見返せるようにしておいたほうがいいってことです。

ちなみに、後から見返したときにわかりやすいようにボクは職場で書いた「ファクト」をA4ノートに書き出して「抽象化」と「転用」をしています。

メモを継続させるコツ

いろいろなメモ術がありますが、どのメモ術にしても続けることが大事。
続けるコツを教えます。それが下記。

  • 成功体験を作る
  • 文具にこだわる

この2つです。

成功体験を作る

やっぱり上手くいけば「またがんばろう」って思えるのでわりと簡単に続けることができるようになります。

失敗ばかりだと「こんなので上手くいくの?」とか不安になって続けられなくなりますからね。

なので、最初はどれだけ時間をかけてもいいので「成功体験を作る」ってことを目標にがんばりましょう。

文具にこだわる

ボクがただの文具マニアって話もありますが、これもおすすめ。
単純に自分の好きなものを持ってると「早く使いたい」ってなりますよね?

なので、思いっきり拘っちゃいましょう。

ボク使ってる文具

ボクがメモをとるのに使ってるのが下記です。

  • ロルバーンのメモ帳

  • LAMY2000:4色ボールペン

  • アピカ プレミアムCD ノート 方眼罫

  • パイロットのノック式万年筆

上記が大好きでずっと使ってます。

まとめ

今回の内容をまとめます。

この記事のまとめ

  • 「メモの魔術」はメモで成果を出したい人向けの本
  • メモは「ファクト」「抽象化」「転用」で1セット
  • メモを無駄にしないコツ
    • 自分なりに型を作る
    • その場で完成させることを諦める
  • メモを継続するコツ
    • 成功体験を作る
    • 文具へのこだわり

上記について解説しましたが、メモの取り方ひとつで仕事の質も変わります。
とはいえ、自分がわかりやすいメモの取り方が一番。

今回紹介した「メモの魔術」も方法の1つ。でも考え方としてはめちゃくちゃ的を得ているので介護士にもめちゃくちゃ有益な内容でした。参考にしつつ自分なりのメモ術を作っていくのも面白いですね。

おわり。

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